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六本木ミッドタウン傍です。 


わたしは愚かであると認められる者こそ、賢者である。
逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。

ブッダの言葉ですが、誰だってこの程度のこと言えるって思うのですよね、それこそが自分は賢者だとお思い込んでいる証拠なのでしょうね、もし皆が愚かであると自分を認められたら、世の中もう少しいいでしょう。 今でさえ天国ですが、極楽になるのでしょうね。

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな ぎこちない挨拶 醜く赤くなる 失語症 なめらかでないしぐさ 子供の悪態にさえ傷ついてしまう 頼りない生牡蠣のような感受性 それらを鍛える必要は少しもなかったのだな。
茨木のり子 
ことば ことば おんなのことば しなやかで 匂いに満ち あやしく動くいきものなのだ ああ。
茨木のり子 
満員電車のなかで したたか足を踏まれたら 大いに叫ぼう あんぽんたん!いったいぜんたい人の足をなんだと思ってるの。
茨木のり子 
はじめての町に入ってゆくとき わたしの心はかすかにときめく そば屋があって 寿司屋があって デニムのズボンがぶらさがり 砂ぼこりがあって 自転車がのりすてられてあって 変わりばえしない町 それでもわたしは十分ときめく。
茨木のり子 
道でばったり奥様に出会い 買い物籠をうしろ手に 夫の噂 子供の安否 お天気のこと 税金のこと 新聞記事のきれっぱし 蜜をからめた他人の悪口 喋っても 喋っても さびしくなるばかり 二人の言葉のダムはなんという貧しさだろう やがて二人はいつのまにか 二匹の鯉になってしまう 口ばかりぱくぱくあけて 意味ないことを喋り散らす 大きな緋鯉に!そのうち二匹は眠くなる 喋りながら 喋りながら だんだん気が遠くなってゆくなんて これは まひるの惨劇でなくてなんだろう 私の鰭は痺れながら ゆっくり動いて 呼子を鳴らす しぐさになる。
茨木のり子 
いとしい人には 沢山の仇名をつけてあげよう 小動物やギリシャの神々 猛獣なんかになぞらえて 愛しあう夜には やさしい言葉を そっと呼びにゆこう 闇にまぎれて。
茨木のり子 
わたしが一番きれいだったとき わたしはとてもふしあわせ わたしはとてもとんちんかん わたしはめっぽうさびしかった だから決めた できれば長生きすることに 年とってから凄く美しい絵を描いた フランスのルオー爺さんのように ね。
茨木のり子 
一人でいるのは賑やかだ 誓って負け惜しみなんかじゃない 一人でいるとき淋しいやつが 二人寄ったら なお淋しい おおぜい寄ったなら だ だ だ だ だっと 堕落だな 。
茨木のり子 

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