相性占い、東京六本木、ミッドタウン傍


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トーベ・ヤンソン

僕は物心がついたときからたった一人で旅を続けてきた。多分、これからもそうするだろう。それが、僕にとっては自然なことなんだ。
たとえ作品が壊れてしまったとしても、作ったときの感動は消えることはないんだ。
いつも優しく愛想良く、なんて、やってられないよ。理由はかんたん、時間がないんだ。
僕は大嫌いなやつがひとりだけいるんだ。あの公園番さ。べからず、べからず、と書いてある札なんか全部引っこ抜いてやるぞ!
人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。その人にはその人なりの考えがあるからね。
だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は、得られないんだよ。
人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ。
運命のドアも玄関のドアも開ける鍵穴は小さいものだよ。
長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ。
僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。
この世にはいくら考えてもわからない、でも、長く生きることで解かってくる事がたくさんあると思う。
今日、ぼくらは、とびっきり特別なことをしなくっちゃ!だって、すばらしい天気になりそうだもの。
ぼくは、あっちでくらしたり、こっちでくらしたりさ。今日はちょうどここにいただけで、明日はまたどこかへいくよ。テントでくらすって、いいものだぜ。きみたちは、どこかへ行くとちゅうかい?
だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう。
君たちも大人になればわかるさ。ある意味で、大人は子どもよりももっと子どもみたいになることがあるんだよ。
それはいいテントだが、人間は、ものに執着せぬようにしなきゃな。すててしまえよ。小さなパンケーキ焼きの道具も。ぼくたちには、用のなくなった道具だもの。

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